患者とともに創める退院調整ガイドブック 第3版 クリニカルパスから看護ネットワークへ
2012年 診療・介護報酬改定に準拠
看護ネットワークが医療を救う
入院の短期化が進む今、看護師には、患者・家族が安心して退院を迎えられるマネジメントが必要とされている。そこで本書は、クリニカルパスや退院調整、訪問看護師等との連携などマネジメントに必要な事項を解説。2012年診療報酬・介護報酬ダブル改定に対応した最新版。
患者とともに創める
退院調整ガイドブック 第3版
目次
序論 「地域包括ケアシステム」で変わる21世紀型医療と看護
1 入院日数の短縮はいずれの国でも
2 患者・家族の意識が変わってきた
3 退院調整と継続看護は結果責任?
4 短縮化する入院日数と退院調整看護師
5 求められる患者満足(度)の視点
6 「地域包括ケアシステム」で変わる21世紀型医療と看護
第I章 入院という事件に直面した患者と家族の支援
1 患者はどこから入院してどこへ帰るのか
2 入院初日に立てられるディスチャージプラン(退院計画)
3 患者の思い・家族の思い
4 入院に伴う経済的問題
5 医療保険はどこまで給付するのか
6 公費負担や助成など入院に関連する社会保障制度
7 民間保険
第II章 退院支援計画・退院調整
1 入院から退院まで――“患者参加型"看護の取り組み
2 退院支援計画(DischargePlanning)と退院調整ナース
3 退院支援計画の進め方
4 退院調整事例――膵臓がん終末期患者の事例
第III章 クリニカルパス
1 クリニカルパスとは
2 クリニカルパス導入の目的と患者のアウトカム
3 クリニカルパスの導入方法
第IV章 退院調整と訪問看護の活用
1 適切で効果的な退院を可能にするという意識と体制づくり
2 患者の視点に立って
――生活を看る・人生に寄り添う視点
3 在宅ケアに対する医療者の「文化」や意識を変える
――家族介護力に依存しない退院調整の必要性
4 慢性疾患管理と学習支援
5 リスクマネジメント:安全管理の視点
6 退院指導・病院の訪問看護・在宅医療などを評価した診療報酬
7 訪問看護との連携
8 介護保険サービスとの連携
9 保健所や市町村(保健センター)の保健師との連携
10 地域包括支援センターとの連携
第V章 退院後の療養生活に活用できる主な福祉制度
1 母子の保健・福祉
2 障害者の福祉(障害者総合支援法)
3 高齢者の福祉
4 日常生活自立支援事業など
5 難病など特定疾患患者への施策
資料
引用・参考文献
索引
著者 | 山崎摩耶=著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-3715-3 | 頁数 | 148頁 |
発行日 | 2012年9月15日 | 価格 | 1,980円(税込) |
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