対象喪失の看護 実践の科学と心の癒し

「患者さんとともに喜びたい」

自分では背負いきれない
患者さんの苦しみや
痛みを慰め癒し
新たな道を支援する


人は、人生の途中で、死や別離、住み慣れた環境、役割、自己概念、身体の一部などの様々な喪失体験を強いられる。こうした対象喪失の看護ケアについて、基礎的理論とアセスメントを解説。各喪失体験をカテゴライズした12の事例を紹介し、その問題と介入方法を展開する。
   ●―――目 次―――●

第1部 総論編
 I  対象喪失と看護
 II  人生の危機状況におけるスピリチュアルケア
 III 近親者喪失における日本人のメンタリティ

第2部 対象喪失者へのケアと理論
 I  悲嘆の理論
 II  障害受容理論
 III ストレス・危機理論
 IV その他の対象喪失に関する理論

第3部 各論編
 I  対象喪失と悲嘆のケア
 II  がんによる身体の一部喪失とケア
 III 中途障害者のセルフケア再獲得へのケア

書籍データ
著者寺崎明美=編集 判型B5
ISBN978-4-8058-3291-2 頁数234頁
発行日2010年4月20日 価格3,300円(税込)

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