クリニカル作業療法シリーズ 発達障害領域の作業療法
評価からプログラム立案・実施まで、
臨床の実際がわかる!
脳性麻痺から自閉症スペクトラム、
医療機関から学校まで、多様化する
対象・現場にも対応した新世代のテキスト
●疾患・障害別に、対象児の理解からプログラムの立案・実施に至
る、作業療法の展開を解説。
●多様化が進む活動現場別に、事例をあげながら作業療法介入
の実際を解説。
●作業療法が利用する遊びや様々な活動、福祉用具、自助具、
電子情報支援技術、姿勢保持具・車いす・移動器具を解説。
●歴史、法制度、作業の発達、原因疾患などの基礎知識、発達障
害の評価法についても解説。
対象においても活動の場面においても拡大の傾向にある発達障害領域の作業療法。
本書では、その基礎・発達障害の評価から、症状別・場面別での作業療法士の考え方と展開の方法までを、豊富な経験を有する作業療法士が事例を挙げながら解説する。
もくじ
第1章発達障害に対する作業療法の基礎知識
1.発達障害に対する作業療法の概観
2.発達障害領域に対する作業療法の職域と法制度について
3.子どもを対象とする作業療法実践の基礎
4.子どもにおける作業の発達
5.発達障害の原因となる疾患
第2章発達障害の評価
評価の目的・過程・方法/標準化された評価の活用/標準化さ
れていない評価の活用/評価法の紹介
第3章作業療法介入と疾患・障害特性および実際
1.作業療法の介入
2.姿勢調節の運動障害に対する作業療法
3.手指機能の運動障害に対する作業療法
4.知的障害に対する作業療法
5.行動・学習・コミュニケーションの障害に対する作業療法
第4章作業療法介入場面および実際
1.NICUにおける作業療法
2.乳幼児期における作業療法
3.小児病院における作業療法
4.肢体不自由児施設における作業療法
5.重症心身障害児者施設における作業療法
6.肢体不自由児通園施設における作業療法
7.知的障害児通園施設における作業療法
8.保育所・幼稚園における作業療法
9.通級指導教室における作業療法
10.肢体不自由児を対象とする特別支援学校における作業療法
11.知的障害を対象とする特別支援学校における作業療法
12.特別支援学校における就労支援と作業療法
第5章作業療法で扱う活動と実際例
1.作業療法における遊び
2.作業療法における日常生活活動・日常生活関連活動
3.作業療法における福祉用具・自助具・遊具
4.作業療法における電子情報支援技術および支援機器
5.作業療法における姿勢保持具,車いす,移動器具
著者 | 長谷龍太郎=編集 | 判型 | B5 |
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ISBN | 978-4-8058-3283-7 | 頁数 | 322頁 |
発行日 | 2011年3月15日 | 価格 | 4,400円(税込) |