地域連携クリティカルパスと疾病ケアマネジメント
医療連携ネットワーク推進のツールとして示された地域連携クリティカルパス。本書では、パスの意義、導入・作成方法、その実際について、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、大腿骨頸部骨折の疾患別に提示した。地域での疾病ケアマネジメント実現に向けた指針となる一冊。第1部 疾病ケアマネジメント(日本型ディジーズマネジメント)とは
●疾病ケアマネジメントと地域連携クリティカルパス
●医療制度改革と地域連携クリティカルパス
●新たな地域医療計画と4疾患地域連携クリティカルパス
●地域連携クリティカルパスの有用性について
●[補講]米国におけるディジーズマネジメント
●[補講]米国におけるディジーズマネジメントと医療経済
第2部 地域連携クリティカルパスの代表的な具体例
●地域連携のつくり方
*がんの地域連携
●がんの地域連携クリティカルパスの実際
*循環器疾患の地域連携
●地域医療支援病院における循環器地域連携クリティカルパスの実際
●狭心症・心筋梗塞PCIの地域連携クリティカルパスの実際
●虚血性心疾患の地域連携クリティカルパスの実際
*脳卒中の地域連携
●かがわシームレス研究会の取り組みと脳卒中地域連携クリティカルパスの実際
●トヨタ記念病院の脳卒中地域シームレスケアへの取り組み
*糖尿病の地域連携
●市町村における総合的糖尿病対策の推進
●アウトカム指向型地域連携パスを活用した糖尿病ディジーズマネジメント
●糖尿病の地域連携クリティカルパスと疾病管理システム
●DM2糖尿病の地域連携を求めて
*整形外科疾患(大腿骨頸部骨折)の地域連携
●大腿骨近位部骨折の地域連携クリティカルパスの実際
第3部 疾病ケアマネジメントの実現に向けて
――各ステークホルダーの役割と期待
*患者の立場
●地域連携クリティカルパスに期待すること
●セルフマネジメント―患者の意欲を引き出す自己効力感からのアプローチ
*病院の立場
●地域連携における病院の役割
*行政の立場
●行政の立場から
*企業の立場
●製薬会社の役割
●民間保険の役割
著者 | 日本疾病管理研究会=監修/武藤正樹、田城孝雄、森山美知子、池田俊也=編集 | 判型 | A4 |
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ISBN | 978-4-8058-3149-6 | 頁数 | 226頁 |
発行日 | 2009年4月20日 | 価格 | 4,180円(税込) |
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