ヒトは何故それを食べるのか 食経験を考える63のヒント
機能性表示食品制度があらたに導入され、安全性の面からも食経験についての判断に注目が集まっている。
本書は、薬学や食文化の専門家が、代表的な食材についてその食としての起源を歴史の中から紐解き、人類の食経験さらには食文化の奥深さを語る。
目 次
春
・百草を嘗めた神農
・アク抜きは日本人の知恵
・クレソンの奨め
・山椒の類は漢の時代から始まる
・何故カビが生えたものを?
・鎮静と興奮のニンジン論争
ほか
夏
・神々が好んだレタス
・唐辛子今昔物語
・ミョウガと物忘れ
・ピラミッドを作ったエジプトの食材
・ゆったりアマゾン川流域の珍味
・乾杯はチチャで
ほか
秋
・菊は効くか
・ザビエルたちが残したもの
・インダス文明を支えたウコンの力
・紫式部はチーズを食べたでしょうか
・めしべのスパイス
・介護食のはしりか?
ほか
冬
・フグの美味しさの長い道のり
・ヒトは何故それを食べるのか?
・牛乳の功罪
・百年糠床
・クマバチとブラジルナッツ
・家康と天ぷら
ほか
著者 | 佐竹元吉、正山征洋、和仁皓明=著/一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会=編集企画 | 判型 | 四六 |
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ISBN | 978-4-8058-5588-1 | 頁数 | 276頁 |
発行日 | 2017年11月10日 | 価格 | 1,980円(税込) |