生物多様性・生態系と経済の基礎知識 わかりやすい生物多様性に関わる経済・ビジネスの新しい動き

世界は、生物多様性を無視できない
温暖化に続く世界の新潮流「生物多様性」
第一線の執筆陣が、その歴史と今後の展開を「経済」の視点で読み解く

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■生物多様性・生態系は社会経済・ビジネスと
 どのような関係があるのか?
■生物多様性の喪失・生態系の劣化が社会経
 済にどのような影響を与えるのか?
■生態系サービスは我々にどのような恩恵を
 もたらしているのか?
■生物多様性の保全と持続可能な利用のた
 め、世界・日本・企業・市民はどのような取り
 組みを始めているのか?
 その効果や影響はどうなっているのか?
■2010年10月のCOP10(生物多様性条約第10
 回締約国会議/名古屋開催)では何が議論
 されるのか?

生物多様性条約の締約国会議(COP10)の2010年名古屋開催により、国内においても生物多様性問題への関心が高まりを見せている。本書は、生物多様性の経済的・政策的側面に着目し、これらの基礎知識を解説。海外等の新たな取り組みも紹介。実務者・研究者必携。

*日本図書館協会 選定図書   ●━━━ 目 次 ━━━●

第1部 生物多様性を取り巻く基本的事項
 第1章 生物多様性の喪失と生態系サービスの劣化
 第2章 生物多様性と経済を取り巻く国際動向
 第3章 生物多様性条約とは

第2部 生物多様性の経済学:基礎理論
 第4章 生物多様性の経済学の基礎
 第5章 生物多様性の環境政策の基礎理論

第3部 生物多様性・生態系の評価
 第6章 エコロジカルフットプリントと国連ミレニアム
     生態系評価
 第7章 生物多様性の経済価値評価

第4部 生物多様性・生態系分野の新しい環境政策
    手法

 第8章 生態系サービスへの支払い(PES)
 第9章 生物多様性オフセットと生物多様性バンキング
 第10章 遺伝資源アクセスと利益配分(ABS)
 第11章 地球温暖化と生物多様性
     -森林保全策としての森林認証とREDD-

第5部 生物多様性と持続可能な利用に関わる経済
    とビジネスの取り組み

 第12章 環境省 生物多様性民間参画ガイドライン
 第13章 生物多様性に関する企業の認識:
     経団連のアンケートより
 第14章 企業による自主的な生物多様性保全の動き
 第15章 生物多様性に対する生活者の認識と
     マーケティング
 第16章 生物多様性と金融

用語集

書籍データ
著者林希一郎=編著 判型A5
ISBN978-4-8058-4912-5 頁数430頁
発行日2010年1月10日 価格3,960円(税込)

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