鳥との共存をめざして 考え方と進め方

やがて全国の里地・里山に戻ってくる
トキやコウノトリと
どうつき合えばよいかも見えてくる
人と鳥の好ましい共存の手引き


自然の開発や地球温暖化、里山をはじめとする農林水産業の現場は、国際的な価格競争や過疎化等によって放置されている。
本書は、生態系保全の指標である鳥と人間の共存の考え方と進め方を鳥類研究の第一線に立つ専門家が最新のデータをもとに分かりやすくまとめている。


愛鳥百人委員会会長 河野洋平氏推薦



日本図書館協会選定図書
目 次
第 I 部 鳥類とは
第1章なぜ、鳥をまもるのか?
環境を測る「物差し」として/世界の自然をつなぐ渡り鳥/生態系の要として/鳥により癒され育まれる豊かな心と感性
第2章鳥の特徴とは?
鳥とは/鳥の生態


第 II 部鳥類保護の方法と現状
第3章鳥をまもるためには?
鳥をまもることとは/鳥の減少/生息地をまもる/種をまもる/鳥をまもるための調査・モニタリング/人間生活との調整/国際協力/愛鳥思想の普及啓発/市民の役割とその活動
第4章鳥をまもる仕組みの現状は?
国際的な保全の現状と日本の状況/鳥をまもる仕組みの現状
第 III 部人と鳥類の望ましい関係
第5章人と鳥の共存のためには?
人と鳥の共存のあり方/野生復帰と人との共
存/農林水産業との共存/都市における鳥と
の共存/緑の回廊
第6章鳥とのふれあいを楽しむためには?
鳥との出会い/鳥とふれあう/鳥の観察など
に関するマナー
索 引

書籍データ
著者財団法人日本鳥類保護連盟=編 判型A5
ISBN978-4-8058-3429-9 頁数394頁
発行日2011年1月 5日 価格2,750円(税込)

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