思いをつなぐ 保育の環境構成 4・5歳児クラス編 遊びを広げて学びに変える
環境に子どもを当てはめず、子どもの動きや思いを形にするために環境を整えていく。
そうした環境整備に対する発想の転換・実践をするためのヒントを、豊富な事例をもとに提案。
場を作る、遊びを作る、探求するといった4~5歳児の遊びと生活にあわせた工夫を紹介する。
目 次
第1章 4・5歳児の保育の基本
1 4・5歳児の保育で大切にしたいこと
1 やりたいことに没頭する
2 やりたいことがやれるうれしさを味わう
3 場を作り、イメージを交わして遊ぶ
ほか
2 個と仲間の育ちを支える環境と援助のあり方
1 「名のない遊び」を受け止める
2 子どもたちが発案し創り上げていく遊びを支える
3 子どもたちが気持ちを傾ける。保育者も気持ちを傾ける
ほか
第2章 4歳児の遊びと生活
1 場を作る
1 ついたて・積み木・椅子等を使って
2 少し高いところ
3 屋根があること
ほか
2 道具と素材
1 遊びを支えるさまざまな道具その1
2 遊びを支えるさまざまな道具その2
3 屋外に持っていく物
ほか
3 作る・創る
1 多様な素材を使って
2 イメージが沸き起こる
3 いろいろ組み合わせる
ほか
4 興味が続く
1 小さな生き物とのかかわり
2 カイコを初めて飼った!
3 散歩に行くたびに何かを見つけて
ほか
5 生活を作る
1 おいしい生活づくり
2 安全に気持ちよく過ごす
3 見通しをもって過ごす
第3章 5歳児の遊びと生活
1 遊びを作り出す
1 段ボール箱を使って
2 共通のイメージを形にする
3 忍者になる
2 探求する
1 不思議を見つける
2 見つけたものを大事にする
3 絵本・図鑑
ほか
3 自然の中で
1 畑・栽培・土
2 カエルの飼育
3 雨の日の散歩
4 生活する
1 調理活動
2 世界とつながる
5 街へ飛び出す
1 公園めぐり
2 街探検!!
第4章 実践にみる環境構成の工夫
1 自発的な活動を生み出す環境構成
2 やりたいことを実現できる遊びの場の設定
第5章 ここが迷う 保育の環境構成Q&A
Q1 スペースを区切るものがない
Q2 自由に製作する環境は何から用意したらいいの?
Q3 創作活動を継続させるコツは?
ほか
第6章 保育の環境と評価
1 評価とは何だろう?
2 保育環境を評価する「5つの視点」
3 5つの視点の使い方
ほか
著者 | 宮里暁美=編著/文京区立お茶の水女子大学こども園=著 | 判型 | AB |
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ISBN | 978-4-8058-8105-7 | 頁数 | 152頁 |
発行日 | 2020年3月 1日 | 価格 | 2,420円(税込) |