保育を語り合う「協働型」園内研修のすすめ 組織の活性化と専門性の向上に向けて
保育者の質の向上に欠かせない園内研修だが、従来型の伝達研修だけでは、今後必要とされるスキルを身につけることは難しい。
本書は、職員が相互に対話し主体的に学ぶ「協働型」園内研修を提案。
子ども一人ひとりに向き合うための研修を、効果的に進める知恵と工夫を紹介する。
目 次
第1章 園内研修を考える
1 園内研修って何?
・なぜ今、園内研修が大切なのか?
・2つのタイプの園内研修
2 「協働型」園内研修を具現化する方法
・エピソード記述
・KJ法
・TEM
・子どもの経験から振り返る保育プロセス
(日本版SICS)
・写真評価法(PEMQ)
・ワールド・カフェ
3 「協働型」園内研修の可能性と課題
・「協働型」園内研修の可能性
・「協働型」園内研修の課題
4 「協働型」園内研修の7つの習慣
・多様な意見を認め合おう
・安心感を高めよう
・個別・具体的な事例をもとに語り合おう
・感情交流を基盤に語り合おう
・コミュニケーションを促そう
・管理職は保育者の強みや持ち味を引き出そう
・管理職はファシリテーターになろう
第2章 園内研修のプロセス
1 目的の検討と設定
・「協働型」園内研修を始めるにあたっての
知恵と工夫
2 対象者と日時の設定
・常勤・非常勤を問わず
多くの保育者が参加するための知恵と工夫
3 方法の検討
・子どもについて語るための知恵と工夫
4 準備
・個々の保育者が意欲的に参加するための
知恵と工夫
5 当日の進行
・若手もベテランもともに楽しく語り合うための
知恵と工夫
6 振り返り
・明日の保育につなげるための知恵と工夫
第3章 園内研修の実践
1 園内研修を通して、
保育者の共通認識を高める
2 研究に縛られすぎない、
子どもの姿を語り合う園内研修
3 公開保育の実践から子どもの姿を語る
4 コーディネーターを活用し、
「協働型」園内研修へ
5 研究につなげる園内研修
~戦いごっこは是か非か~
著者 | 中坪史典=編著 | 判型 | B5 |
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ISBN | 978-4-8058-5643-7 | 頁数 | 114頁 |
発行日 | 2018年4月15日 | 価格 | 2,200円(税込) |